いつだったか、蕎麦会の打ち合わせかなにかでマカイノ先生たちとご飯食べてて、そういえば先生とはすっかりお馴染みさんなのに2ショットの写真がないんですよと言ったら、撮ってくれました。撮影者は作詞家のエイコさん。掲載許可をいただいてたので(すっかり忘れてましたが)アップします。
蕎麦会会長のマカイノ先生こと、作編曲家の馬飼野俊一先生。
あらためて説明の必要もない、昭和大衆音楽の第一人者です。すごく多くの作品に関わって来られて、ピーターさんのデビュー時の取材映像にオケを指揮している先生が映ってたり、ことあるごとにお名前が出て来るので、僕らは「生き字引」と呼んでいます。
思えば、僕の妹が小学校にあがる頃、天地真理さんやアグネス・チャンさんのレコードを毎日聴いてて、僕もすっかり覚えてしまうほどだったんですが、それらの音を作ってた(編曲してた)のがマカイノ先生だったのです。当時、僕は8才。そんな大先生とそれから30数年後に一緒に蕎麦会を始めるなど、誰が想像できたでしょうか(笑)。
ちなみに、先生がプロの音楽家として活動を始められたのは僕が生まれた年。来年で半世紀!
最近でも、名古屋のご当地アイドルの精鋭を集めたユニット「Nagoyaアイドル8」のデビュー曲に、先生の「てんとう虫のサンバ」がリメイクされたそうで、人づてにそれを聞いた先生は「40年も前の曲を今でも歌ってもらえるのはすごく嬉しい」とおっしゃってました。
僕らから見れば及びもつかない大御所なのに、まるで新人作家かのように嬉しそうに話す先生。
そういう方だからこそ、多くの人を楽しませる作品を生み出せるのだと思います。
そろそろ次回の蕎麦会の日程を決めなきゃですね(笑)。