今日は「ジャスラック クリエイターズ クラブ(JCC)」の第6回セミナーと業務報告会でした。
実は僕たち音楽作家は、自分が作った作品についてどんな権利が発生してるのか、意外に無頓着だったりします。カラオケで1曲歌ってもらったらいくらもらえるのか、そんな身近な事や、放送局などの包括契約の分配などの専門的な事など、正確に知っている人は少ないと思います。
「ジャスラック クリエイターズ クラブ」というのは、そんなジャスラック作家正会員有志が集まって立ち上げた、それらについてお勉強しようという会です。僕は世話役で関わっています。
http://jcc.tokyo.jp/index.htmlフェイスブックもあります↓
https://www.facebook.com/2013jcc?fref=ts今回のテーマは「著作権使用料徴収の具体例を学ぶ!〜分配明細書解体新書〜」。
ジャスラックに信託契約がある人には年に4回使用料の分配明細書が届くのですが、明細書に記載されている金額がどうやって算出されたものなのか、いつ徴収されていつ分配されるのか、徴収はどのように行われ、どのように分配されるのか、などなど、ジャスラックから会報と一緒に届いた「分配明細書ガイド」をテキストにして、ジャスラック常任理事の世古和博さんに講義していただきました。
また、セミナー後半は、世話役の大森俊之さんと和田薫さん、木本慶子さんという、利用形態が国内外で多岐にわたるアニメ作品が多い著名なお三方が、実際のご自身の分配状況を引き合いに出して質問し、講師がそれに答えるという、すごく現実的でわかりやすい講義になりました。
収入に直接関わるテーマなだけに、今回は参加者の食いつきが良かったように思います。
終わった後は懇親会。
世話役のみなさん、講師の先生方、ご参加のみなさん、お疲れ様でした!